20.「急性緑内障の治療は縮瞳薬、および炭酸脱水素酵素阻害薬投与。急性緑内障に散瞳薬は禁忌」という誤った観念は直ちに廃棄すべきである
W)215
6.b.Apakic pupillary block, pseudophakic(IOL) pupillary block, 2nd closure of the angle(Tr)mydriatic and cycloplegic agent( cyclopentolate 1%-2% and phenylephrine 2.5% e15m for 4 drops),
when laser or surgery cannot be performed bcz of C edema, inflammation or both.
NLPB, IALPB, 2ndary AC(con)pilocarpine or miotics
いいか、W)215 6.a.Phakic pupillary blockの時にpilocarpineを使う方が特殊だ。
ここではmydriaticsの特殊な使用法(CB anterior rotation release)については割愛。
↓
W)215の6.c.に同用法は書いてある。この時にはCAIは禁忌。
6.c.Topiramate- or sulfonamide-induced 2ndary AC(con)CAI
(Tr)Immediate disco meds, P(-) (atropine 1% bid or tid)
Topiramate- or sulfonamide-induced 2ndary AC w markedly elevated IOP unresponsive to other treatments(Tr)Admission, iv hyperosmotics, steroid iv(methylprednisolone 250mg iv e6h)
PI and pilocarpines are not indicated.
また、このWillsの書き方が難しいのは、6a-cが後ろの1-5に掛かっている所。誤解を招きやすい。
ただこれをしっかり読んでやらないと(笑)、先にpilocarpineを使ってから毛様体前転しようとしてatropineを使うと可能そうだが、先にatropineを使ってしまうとmiosis不可能。さらにbeta-blockers and alpha-blockersを上記の6bcに投与してしまうと、atropine/cyclopentolate使用時にdrug-indued floppy iris になりはしないか。
兎に角、このWillsのプロトコルをそのまま書くのは異常に難しい(convoluted)。多分、おそらく、彼等は(etio)を見て個々に対してそれに合った治療を決めている。
それは一番最初に
AACG(Tr)Depends on (etio) of AC, severity, and duration of attack.
と書いてある事から明白。英語では一番重要な事は最初に書く。
「1.病因を明確にすること、2.重症度の判定、3.症状の様子(どの位の時間続いているか)が重要で、それを判断しないと(Tr)に移れないよ。治療方法は全く異なって来るからね」というのが本当に言いたい事だろう。
そもそも「観念を廃棄する」というのは極めて難しい。
国家試験には過去問がある。それらは何年分も積まれている。それらを削除するか、解説をし直す必要がある。
まとめると、「Acute Angle-Closure Glaucoma急性隅角閉塞緑内障の原因は現在では多岐に渡り、治療は個々の(etio), severity and duration of attackを考慮した上で適切な治療を行う必要がある。一律に縮瞳薬、および炭酸脱水素酵素阻害薬投与は現在では行わない。」
そして、トピラマートの危険性について後で調べる。
これがトピラマート。
うわあ・・・
パッと見でヤバさが漂ってくる。
明らかにtricylicsをbaseにしたdrug design.さらに硫黄付き。
ていうかsulphamide.これ、SJS/TEN来るだろ??
クロザピンClozapine。