54.ポプテピピック終了に思う事(4) 今の時代、最早創作は副業でやるべき(4・終)
昔から酷く気になっていたのが、漫画家の交際の狭さである。
○○の漫画・映画が面白いという事は大量に言うが、それ以外の話が出てこない。
今も似たような物で、場所はツイッターになり、ゲームとラノベが加わったが、互いに馴れ合っているだけである。それでも別にいいんだろうが、生産性のない漫画家同志、一体何をするのだろうか。と考えると、文筆業会に籍を置いていない私でも、
ああ、この人達は多分、集まってポジショントークを繰り広げてるんだろうな
と言う事が容易に推察される。
ここは1番重要な所であり、10年以上常に感じてきた事であり、私が文筆業に行きたくない理由の1位でもある。
2020.2追記:コンサル業もまさにこれ。
コンサル→マンガ雑誌の最終ページを社会に溢れさせただけ。
ここでさっきの1.-6.を再度見て見よう。重要だから。
bertrandsushibarrussell.hatenablog.com
1.山本夏彦
政財界、他全てに知己がおり、日本中のあらゆる階層にファンがいる。
2.般若雄高
共産党を脱退。赤い人達と繋がりを絶つが、全くそれと関係ないファンが多数おり、今でも日本の文筆業の源流を辿れば必ず埴谷雄高に行きつく。
3.ニコロ・マキャベリ
言うまでもない。各家庭に彼の本が置かれている。
4.親鸞
浄土真宗は現在でも日本最大の信徒数を誇る。
イギリスを支配している以上、誰も敢えて彼に反論する者はいない。
6.デカルト
光学、自然科学、数学の泰斗。フランス人が大好き。
お分かりだろうか。
であるからして、私は「いいたい事、言うべきことが出来てから文筆業をやりなさい」と言う。
これは自分にも、自分の息子に対しても言う。
私も昔、お話を作ろうと思ったが、超超劣化版田中芳樹にしかなりそうになかったので、途中でやめた。
人間は結局、創作の際には、自分の経験を切り売りしているに過ぎない。
それが現実である。
私は現実から目を逸らすのは敗北につながると考える。
まとめる。
人はポジショントーク以外の事はできない。
人間はポジションを失った状態でポジトークを生業にすると狂う。
情報産業は賎業であり、やりようによっては大儲けできる。
このようなルール無用のバトルフィールド(FF有)では、コミュニケーション能力が低いと高コミュニケーション能力者に狩られて終わる。(FPSを500時間以上やっていれば気付くであろうが、味方が最大の敵である。)
正しい事を言おうとすると、高コミュニケーション能力者が子供のように喚きだすことは避けられない。
以上から私は別に本業を持つことを力強く勧める。
それはアベノミクスにも合致している。
才能があり、コミュニケーション能力が高くない場合、出版社に行けば、出版社はそういう人間を確保するのが使命だと認識している可能性が高い。
99%の才能のない人間は、まずは別に本業を持つことを力強く勧める。
↑
訂正
何でこんな事書いたんだ?
日本中に存在する何らかの「型」には、先人の知恵が詰め込まれており、源流を本気で辿れば埴谷雄高、親鸞、他無名の偉い人に行きつく。
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